新しい本を集中して読めない
内容が難しい。
なんだこれは。
何を理解したらいいんだ。
ってことで、全くの新しいジャンルの本を読むときって、
なかなか集中出来なかったりしますね。
書かれている内容をすべて理解しながら読みすすめるのは、非常に難しいです。
全部読み逃さないようにしないといけないのは大変。
さっきTRPGのシナリオ読んでるけど辛かった
ではどうするか。
全部を読まなくていい状態にする
ということで、全部読み逃さないようにするのが大変なら、そうしなくてよくする。
これの方法は色々あるのですが、
- 概要を先に掴んでおく
- 読み飛ばしていいものを把握する
- 自分が足りない・知りたいものを把握する
このような状態であれば、何も知らずに読むより読みやすいと思います。
辞典を全部読むより、自分の知りたいものを調べて読むほうが読みやすいよね。
これらの対応方法は、いろいろあります。
一応プログラミングの勉強という例で2つほど示してみましょう。
今回新しく読む本は、新しい言語の本やマニュアルということにしましょう。
1.はじめにを読む
新しい本のマニュアルとか、一番最初に『はじめに』みたいなものがあると思います。
あれ、場合によっては有用だったりします。
なぜか。「どんなときに使いたいか」「これを読むと何が得られるか」みたいな、
読む時の『目的』を手に入れるきっかけになります。
自分の中の目的が定まれば、それと離れてるものは、力を入れて読む必要はなくなりますね。
とりあえず使いたいとかであれば、歴史や内部実装まで理解しなくていいやってなるかもしれません。
2.Qiita等の初心者記事・ハンズオンを一度軽く経験する
Qiita等の初心者用の記事とかはたくさんあります。
軽く使うために書かれた記事が多く、内容を詳しく把握してないけど、使うだけ使えるみたいな記事があります。
あるいは、ハンズオン形式の勉強会に参加するのもいいですね。
ここで重要なのは、これらはよく言われる、『わかった気になる』で止まることが多いです。
でも、ここで重要なのは、そんな『一通り知ったようで、実際は知ってない』という状況が、
この後本を読むときに非常に有効な状態にあると思います。
本を読んでみると、完全に理解したわけじゃないので、新しい発見が必ずあります。
その上で、読み飛ばして良いもの、読み飛ばしてはいけないものが、なんとなく把握出来ます。
全てを完全な集中力を持って読むことは難しいかもしれませんが、
この方法なら、力を抜く瞬間が必ず現れます。
これを良いと捉えるかは人によりますが、
最初に強い気持ちで読むよりも、疲れにくくなるのではないでしょうか。
なんとなくを使って、その後に理解に近づける。
一発で完全に理解した!は何事も難しいです。
概要を一回掴んで、さらに本で補足してをすると、2回学ぶ機会が得られます。
しかも、それぞれの力のかけ方は全部いっしょとは限らない。
このやり方が必ずしも正しいとは限りませんが、
悩んでる方がいらっしゃれば、一度試してみるといいかもしれません。
私はクトゥルフ神話TRPGのシナリオを、動画のリプレイ見てから読んだら読みやすかったです