データの単位の大きさについて
kB(キロバイト)、MB(メガバイト)とかは聞いたことあると思います。
パソコンやスマホの容量でよく見かけますよね。
そう、1,000Byteと1,000,000Byteのことです。
ここの時点で、
1,024Byteだろとか思った方は流石です。そのお話です!
KiBとMiBとは
KiBはキビバイト、MiBはメガバイトと読みます。
そして、これは1,024Byteと、1,048,576Byteのことを指します。
なんで中途半端な数値?
なんでこんなに中途半端な数値かというと、
コンピューターは2進数と呼ばれる、0と1の集まりで計算をします。
というか、コンピューターは0と1の集まりで出来ています。
その0と1の2通りが10個集まると、 2の10乗で1,024通りになります!
お手持ちのコンピューターで、ハードディスクの残り容量とか見ると、 なーんか中途半端だなって思ったことがあると思います。 小さい数値で、512とか、256とかいう数値を見かけたことがあれば、 これが2の9乗、2の8乗だからです。
昔のゲームで最大値が255なのは、0-255の256通り
つまり2の8乗しか扱えなかったからだったり。
kBとKiBの違いって?
で、ここでkBの話に戻りますが、
kBって本当は1000Byteのことなんです。
1000gは1kgですよね。そう、本来はキロは10の3乗であるべきです。
でも、コンピューターで1.024kBって言ってられないわけなのでー
ここを明確に分けるために、1KiB=1024Byteって単位が生まれたんですね。
ゆーてそんなに知られてない
まあ、そこまで厳密にする必要がないところでは、
1024Byte = 1kBとかってなってると思います。
でも、AWSを始めとしたサーバーのメモリの単位とか、
たまーにKiBとか書かれてるのを見かけるかもしれません。
ってことで、ちょっとした豆知識でした!
おまけ:kBのkなんで小文字?
気づいた人もいるかもしれませんが、意図的にkBのkを小文字にしてます。
実は、k(キロ)って小文字が正しいんです。
kの上のM(メガ)を決定する前に、kの小文字が普及していたから、 kだけ小文字で、あとのメガ、テラは全部大文字になってます。
ちなみに、m(ミリ)やn(ナノ)は小文字です。
1,000,000とかは大文字、0.001や0.000001とかは小文字
みたいです!
日記
意外とエンジニアでも知らなかったKiBって単位。ちょっと話題になったので日記に。
非エンジニアの人にも、ちょっとした豆知識、面白い話になりましたかね?
今日の運動
エアロバイク 1.5km 腹筋ローラー 5往復